事業紹介

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ほうかつさん

 地域包括支援センターは、高齢者の方、そのご家族が住みなれた地域で、尊厳あるその人らしい生活を継続できるように、相談から各種のサービスにつなげる支援、高齢者の虐待防止への対応、ケアマネジャーへの支援、地域のネットワーク構築、介護予防プランの作成に取り組む総合相談機関です。各地域包括支援センターには保健師・主任介護支援専門員・社会福祉士などが配置され、3職種がチームとなって次のような業務を行っています。

総合相談・権利擁護事業

 皆様からのあらゆるご相談をお聞きして、問題解決にむけたお手伝いをいたします。必要に応じて、様々な分野の専門の相談機関などをご紹介いたします。
 高齢者虐待防止、成年後見制度の活用など高齢者のさまざまな権利を守る支援をします。

【相談のべ件数】

令和2年度 16,706件
令和3年度 17,601件
令和4年度 17,804件

【相談員1人当たりの相談件数】

相談員1人当たり相談件数 相談員人数
令和2年度 522.1件 32人
令和3年度 533.3件 33人
令和4年度 481.1件 37人

【相談内容別件数】(重複あり)

年度 虐待 処遇困難 認知症 成年後見 権利擁護 実態把握 介護保険
関係
自立支援
サービス
インフォ
ーマル
その他
R2 229 87 1,137 112 170 4,356 9,681 115 267 2,597
R3 412 242 1,120 82 259 4,303 10,153 144 249 3,115
R4 360 126 1,136 227 284 3,930 9,695 361 129 3,413

例えばこのようなご相談があります。

  • 「最近親が物忘れをするようになった。子どもはみんな遠方にいて、なかなか帰れない。
    一人にしておくのは心配だが、どうしたらよいか?」
  • 「今は入院中だが、来週には退院することになった。家に帰ってもしばらくは家事ができそうもない。どうしたらよいか?」
  • 「近所に一人暮らしの方がいるが、最近まったく姿を見ない。心配だがどうしたらよいか?」などなど。

包括的・継続的ケアマネジメント

 松江市内の居宅介護支援事業所やサービス事業所、医療機関、相談機関などが、お互いに連携を図り、様々な課題を抱える高齢者の暮らしを支えるための仕組みづくりをします。
 また地区社協、民生児童委員、福祉推進員といった地域で活動をしている皆さんと一緒に、誰もが安心して暮らせるまちづくりに向けて活動をしています。

ケアマネジャーへの個別支援

令和2年度 411件
令和3年度 382件
令和4年度 330件

令和4年度

【包括公開講座】

開催月 内容 講師 参加人数
2月 〇身寄りのない人への支援ガイドライン研修

〇身寄りのない問題シンポジウム
〇NPO法人つながる鹿児島
理事長 芝田淳氏

〇施設・病院・介護支援関係者
Youtube
再生回数196回

【ブロック連絡会】

開催月 内容 参加者数
9月 〇3年未満ケアマネ研修
 ・障がい福祉制度について
 ・ケアマネ同士の意見交換
Zoom参加 22人
10月 〇高齢者虐待について
 ・行政説明 高齢者虐待の現状
 ・松江市の高齢者虐待の傾向
 ・高齢者施設虐待防止について(講演)
来場者 28人
Zoom参加 146人

【松江市事例検討会】

年5回 10事例を検討しのべ83人が参加した。

【地域ケア会議】

  • 個別地域ケア会議 延べ36件(実件数36件)を検討した。
  • 松江市個別地域ケア会議 年12回開催 実件数72事例を検討した。
  • 松江市個別地域ケア会議 評価会議 年2回 56事例
     令和3年11月~令和4年8月検討事例の6か月後のモニタリング結果を報告した。

介護予防支援業務

 できるだけ自立した生活を長く続けていただくために、松江市が行っている介護予防教室などをご紹介しています。
 また、介護認定で要支援1または2と認定された方、介護予防・日常生活支援総合事業の対象者となられた方に対してはケアプランを作成し、介護予防サービス等をご利用いただくための支援を行っています。

介護予防支援事業

ケアプランの年間作成数

令和2年度
34,319件(内、総合事業ケアプラン数12,027件)
令和3年度
36,379件(内、総合事業ケアプラン数12,144件)
令和4年度
37,603件(内、総合事業ケアプラン数12,321件)
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